Motoko さん、
バードランドにいらしたのですね。
30分前に長蛇の列?! そうだったんですね。
春子さんのオリジナル曲、独特な魅力がありますよね。彼女のアフリカもの、好きです。
増尾さんのオリジナルはなかったのですね。これまでは
ならさんとのデュオのときに1~2曲やることが多かったような?
満員のバードランド、楽しい雰囲気だったようで、よかったです。
(私も行きたかった)
増尾さんのご親戚の少年も見えていたのですね。
音楽の家系ですから、増尾さんたちのデュオを聴いて吸収するものもたくさんありそう。
いろいろ情報とか感想を寄せてくださって、ありがとうございます。
#4485 北千住 バードランド Posted by Motoko 2023/09/17 20:02 [Edit]
今日はバードランドになら春子さんとのデュオを聞いてきました。
開演30分前に着いたら長蛇の列。
このデュオも回を重ねて人気が出てきたのかしら。
I Remember Youからスタートして、ご機嫌なバースタインのAmerica。
春子さんのアフリカのリズムを使ったオリジナル等、楽しい〜。
増尾さんが春子さんの曲はオリジナルティがあって、面白いからいつも楽しみとおっしゃってましたが、本当に楽しい曲が多いですよね。
1stは春子さんのオリジナル多め、2ndはスタンダードもいろいろあり、遊びにいらしてたピアニストの岩崎良子さんが1曲シットインなさり、アンコールのWrap Your Troubles in Dreams では増尾さん歌も飛び出し、なんだか元気のでるライブでした。
そう言えば今日は増尾さんの曲はなくてちょっと私的には残念。
それから増尾さんの親戚の可愛い少年も来ていました。楽器をいろいろやっているみたいで、ミュージシャン目指してるのかしら。
若者がジャズを聞きに来てくれると嬉しいですね。
行ってきました。この秋の増尾さん初ライブ。
2カ月半ぶりの Yoshiaki Masuo Group でした。
メンバーの皆さんすごく生き生きとしていて、表情からも
すごくインタープレイを楽しんでいる感じを受けました。
私にとって思い入れのあるオリジナル曲が嬉しかったし、
Wet Dog の遊び心ある演奏とか、
この日の Lament も心に染みいる美しさですごく印象的だったな~ (増尾さんの無伴奏ソロが長めで、
珍しくドラムレスでした。)
そして2部ラストの盛り上がり! … 楽しかったです。
北井さんは先月下旬に10日間ほどニューヨークに行き
小曽根真さんのアルバムのレコーディングをされてきたそうです。
当初は今年2月に録音の予定でしたが紆余曲折を経て8月に。
延びたものの、とてもよい録音ができたようで、よかったです。
来年1月発売の予定だそうです。
増尾さんがYAMAHAに修理に出されたギター、
まだ修理から返ってきてないんですって。
状況がわからないですけど、パーツがないのかな?
直るといいですね。
とつき さん、
ブックレット内の写真、たしかに増尾さんが一緒のはないですね。
おっしゃるように別の日に録音されたのかもしれないですね。
> (妄想は楽しい。)
ほんと、そうですね。
#4482 Re3: ジャズを詠む Posted by とつき 2023/08/24 20:29 [Edit]
Kaco さん
インタビュー記事の紹介、ありがとうございました。 内容も面白かったですが、CDに付属している冊子
(CDが付属している冊子?)ではモノクロだった写真が、一部カラーで紹介されているのが面白かったです。
録音については、増尾さんのギターだけ後から被せた可能性もあるのでは、と思います。 冊子の写真には
増尾さんも数枚写ってますが、いずれも単独で他メンバーと一緒の写真では無いですし。
(他のメンバーの写真も一緒に写っているものはほぼ無いのですが。)
増尾さんの参加は海野さんのリクエストだったそうですが、プレイバックを聞いていて、「何か足したい」
と思ってのことだったのかも知れません。 (妄想は楽しい。)
あれからCDが届いて、当サイトのディスコグラフィーの共演/ゲスト参加 アルバムページに
このアルバムを追加しました。
akiko さんは 力みなく伸びやかに歌っている感じで、
それをサポートする布陣は歌に寄り添いつつも聴き応えある演奏ですね。
最後のトラックは、この1曲だけスタンダードではなく海野雅威さんのオリジナルで、
歌詞は海野さんと相談してakikoさんがレコーディング2日前に書いた
というエピソードにはびっくりです!(インタビュー記事より)。
増尾さんも参加されていて、このトラック好きです。
増尾さんがどのトラックに参加されているのかについて、
私、とつきさんに教えてもらうまで「わからない」と書きましたけど、
その後、ユニバーサルミュージックの、アルバムのページで
https://store.universal-music.co.jp/product/pocs1962/
「もっと読む」をクリックしたら、ちゃんと
> Guitar : Yoshiaki Masuo (M5,10,11のみ)
と記載されていたんだ、と気付きました。
ただ、購入したCDのブックレットとかには印刷されてないし。
さらには録音日、録音年 の表記もブックレット内に今のところ見当たらないです。
ブックレットの写真の増尾さんのギターは YAMAHA SA-1200 だから、
レコーディングは4月(とかその直前の3月末)だったのかな?とも思いますが、
4月って、海野さん日本にいたのかしら?
2月上旬ならアルバムの録音メンバー トリオがPIT INNに出演されたことを知ってるけれど、
2月は 増尾さんの SA-1200 が たぶんまだ日本に来てなかったはずだし。
あるいは SA-1200 が修理から戻っていた可能性のある6月末とか7月頭の録音もありそうだけど。
録音の音の感じからして、なんとなくの当てずっぽうで4月かな~ なんて… (自信ないけど)
とつき さん、
増尾さんは 3 曲に参加されているのですね。(1曲だけじゃなくて 嬉しい)
私の注文したのは明日届きそうです。
それにしても、ブックレットの付録みたいな形状でCDが入っているとは。
しかも、曲ごとのクレジットがないという大らかさ。自由ですね。
サウンドの傾向も教えてくださってありがとうございます。
そうそう、akiko さんは オンライン海野雅威さん支援コンサートで進行役でしたね。
海野さんは再手術もされて、長くかかりましたけど、今は大丈夫なようで、よかったです。
明日、CDを手にするのが楽しみです。
#4479 ジャズを詠む Posted by とつき 2023/08/13 17:36 -> Edited 20:56 [Edit]
届きました。 CDって、あのプラスチックのケースに入っているモンだと思っていたら、
お洒落なブックレットの最後のページに袋とじでCDが入ってました。 自由。
素敵な写真もたくさん入っていて、歌詞も対訳も大きな活字で(老眼には大事)。 すごく素敵。
曲ごとのクレジットは記載無かったですが、増尾さんが参加されたのは、「Where Or When」
「Look For The Silver Lining」「Enjoy It While You Can」の3曲ですね。
ラジオで、「夏に似合う、と言ってもギラギラ熱いのでは無く、この時期だからこそ聞きたくなる
涼やかな伸びやかな感じ」と紹介されてましたが、まさに。 聞き込むのが楽しみです。
akiko さんって、2020.11.15 に「Look For The Silver Lining」と題されて開かれた「海野雅威さん
支援コンサート(オンライン)」で進行をしていた方ですね。 海野さんのことを「海野くん」と
くん付けで呼んでいるのが、ちょっと萌えです。(引退して久しい山本潤子さんが、オフコースの
小田和正さんを「小田くん」と呼んでいるのと同じ感じ。)
とつき さん、
重要な情報をありがとうございます!
全然知りませんでした。
これについてやっと今日、トップページとニュースページに書きました。
増尾さんがどのトラックに参加されているのか、ネットで調べてもわからず、
CD もまだ入手していません。今日やっと注文しました。
後日、ディスコグラフィーの共演アルバムページ( As Sideman/Guest )に追加しようと思います。
そういえば、私、3カ月ほど前にネットオークションで見つけて、
増尾さんが1曲だけ参加の非売品アルバムを入手したんですよ。
通信教育・音楽通販の会社 ユーキャン から出ている「 Excellent ~ Special Selection ~ 」
というアルバムで、歌劇フィガロの結婚、家路、リベルタンゴ など 12曲が収録されているんです。
増尾さんは 2曲目に「テネシー・ワルツ」を演奏されています。
おそらくは、有賀さん(JazzCity を増尾さんと共同プロデュースされていた方)つながりで
レコーディングに参加されたのではと想像します。
これは非売品なので、今のところディスコグラフィーには含めないつもりです。
#4477 更に2つのちょっとしたニュース Posted by とつき 2023/08/08 21:42 -> Edited 22:03 [Edit]
Kaco さん、 色々ニュースありがとうございます。(TMスティーブンス、JBに憧れていたのですね。)
■ 1.
本日車で何気なくラジオを聞いていたら、akiko という女性シンガーがゲストの番組が耳に入って来ました。
「ジャズを詠む」という新譜のプロモーションで出演していたようですが、バックが海野雅威TRIOとの事。
「ああ、そこまで回復されたんだなあ。良かった。」と思って聞いていたら、「TRIOのメンバーはドラムが
Gene Jackson、そしてベースがチンさんこと鈴木良雄さんなんです。そしてスペシャルゲストギタリストに
増尾好秋さん」とのこと。
全くノーマークでした。帰宅して早速ポチりました。(今週中には到着予定) 楽しみ。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0C77X1G6L/
■ 2.
ずいぶん前に「日本ジャズの断面」という読売新聞の連載記事に増尾さんが取り上げられた事が
ありましたが、その連載が7月で完了しました。 最後は、コロナ後の日本ジャズ界で注目される数名を
とりあげての大団円でした。 長い連載、お疲れさまでした。
それにしても暑い夏ですね。 暴風雨で被害を受けた方にはお見舞い申し上げます。
■ 1.
T.M.スティーヴンス の、2009 年頃のインタビューについて、
元は英語の記事だったのが最近日本語でアップされたのを、ある人が教えてくれました。
《日本語》
「T.M.スティーヴンス 子供の頃にジェームス・ブラウンに「いつか一緒に演奏したい」と言うがJBは「やめとけ!学校にいけ!」 2人は20年後に共演」
https://amass.jp/168473/
《英語》
When TM Stevens met James Brown: “I said, ‘One day I'm going to play with you!’
He said, ‘Don't do it! Stay in school!
https://www.guitarworld.com/features/when-tm-stevens-met-james-brown
2009 年といえば、その少し前に増尾さんのアルバム Life Is Good で一部演奏してくれていますね。
たしか増尾さんから最近うかがった話では、T.M.スティーヴンス 今は演奏していないようです
(しっかりメモしておかなかったので、それ以上の詳細は書けませんが)。
■ 2.
先月、愛知県の岡崎市でチンさんが講師を務めるによるジャズ講座で昔の増尾さんたちの音源が…
岡崎に縁のある方から教えていただきました。岡崎市図書館りぶらホール での講座です。
> 第41回の例会は増尾氏のグループ
> 増尾好秋セプテットのセッションです。
メンバーは、増尾好秋氏(g)・ 峰厚介氏(as)・ 向井滋春氏(tb)・ 今井尚氏(tb)・
> 本田竹彦氏(p)・ 鈴木良雄氏(b)・ 渡辺文雄氏(ds)
> 50年以上前の音。
Facebook内 「 Jazzの街岡崎 」 の投稿です。
内田修先生のコレクションからの音源ですね。私はまだ聴いたことないんですけど。
いつか聴けるかなぁ…
今年前半では最後の YOSHIAKI MASUO GROUP。
演奏曲目は PIT INN 2 Days の 1日目に近くて、
増尾さんのオリジナル曲が多めでした。
Still Believing In Dreams をこの日も再びやってくれました。
オリジナル以外では、泣きのギターの Cry Me a River なども。
セットリストも演奏内容も、私には大満足。
あと、あのボッサの曲もやったのですが、増尾さんは
「エウ・イ・ヴォセ」とおっしゃいました。
以前は「ヴォセ・イ・エウ」Você e Eu (You and I)
とおっしゃったんですよね。あれ?順序逆もあり?
とYouTube検索してみたら Eu e Você (Me And You)
がたしかにありました。聴いたら同じ曲です。
どっちの呼び方もありなんですね。
増尾さんの曲に The Song Is You and Me と
The Song Is Me and You があったことを思い起こしました。
(もしかして、Você e Eu がヒントになってこのタイトルに?
まさかね。わかんないですけど)
客席には、遠方から飛行機で駆けつけた方が!
それから、「ジャズのことはよく知らないけれど近いので来てみた」
という女性が、増尾さんの音楽を気に入られたようで
素敵な感想をおっしゃっていました。
また、昔 増尾さんを聴いていたけど仕事がずっと忙しくて
長い間ブランクがあって、ようやく今日聴きにきた、
という男性もいらっしゃいました。
初めての人とか超久しぶりの人たちも
頻繁に聴いてる私のようなリスナーも
一緒に楽しめたわけで、そう思うと 振り返ってもハッピーです。
行って参りました。レポートページに(今現在はトップページにも)写真があります。
思ってた以上にお客さんが入っていました。
最初の曲は、On a Slow Boat to China。
増尾さんがおっしゃるには、
以前 永武幹子さんのトリオ (J.J. Soul) にゲスト参加されたとき、
この On a Slow Boat to China をいつもの永武さんバンドのアレンジで演奏されました。
後になってわかったことには、そのアレンジは佐藤允彦さんによるものだったんですって。
というわけで佐藤さんとも演奏しましょうということになったみたいです。
(この話を私は以前にも聞いたことがあったのですが、たぶんまだBBSには書いてなかったはず。
実はこの曲、増尾さんのバンドでもその後、同じアレンジで演奏されたことありました。)
佐藤さんによると、ドラマー富樫雅彦さんのためにアレンジしたので、
ドラマー不在の編成には向いていない。無音のときがあったら、
そこは本来ドラムの音が入ると思って聴いてほしい、とのことでした。
いわれて聴いていると、ここでドラムが入るんだな、みたいな佐藤さんの意図を感じつつも、
ドラムなしでもこのお二人ですから、不足感もなく全然いけてました。
それにしても、佐藤さんのアレンジが永武さんを通じて増尾さんに伝わったって、面白いですね。
The Island が美しかった…
ロリンズの曲 Solid の、佐藤さんのアレンジが かっこ良かった…
ドルフィン・ダンスが素晴らしかった…
ベージュの帽子が素晴らしかった…
そして佐藤さんの曲「エンペイだんす(*) 」では
いつものごとく増尾さんのギターがオーバードライブのかかった
エレクトリックバード時代風になって、お二人白熱の演奏! その勢いで
アンコールの The Groove Merchant もノリノリ!
とっても良かったです。
* 「エンペイだんす」は 秋田弁で「隠蔽です」と言うときの発音に近いもの。
エンペイ(隠蔽)とは隠れて作った どぶろく だそうで、タイトルは どぶろくでございます の意味。
6/13の写真がFacebookに追加アップされています。
https://www.facebook.com/masuomusic/posts/675659307721999
この追加投稿された写真は、赤羽さんが撮影されたものです。
さすが、いい画像ですね!
写真は、撮ったら終わりじゃなくて、選別するのも時間のかかる作業ですし、
ときには明るさ調整やトリミングなどの編集が必要なこともあって手間ですよね。
赤羽さん、(ここをご覧になるかどうかわからないけれど) ありがとうございました。
そして、Facebookにアップするにあたって Run さんも、大きなデータのやり取りや
整理、アップする写真の絞り込み、解像度調整など手をかけられたのではと想像します。
いつもありがとうございます。
とつき さん、
レスポンスありがとうございます。
私も、From Masuo のあの文が20年も前だったことに、あれ?そんなに前だった?って驚いていました。
サムタイム、私は予約しています。
春から請け負っているプロジェクトが、急に忙しくなったかと思えば、しばらく待機させられたりで、
スケジュールがはっきりしなかったですし、プライベートでもいろいろあって
ずっと振り回されていましたけど、
6月は思ってたより多くライブに行けました。あと1回もたぶん無事に行けそうです。
とつき さんの分もSOMETIME楽しんできます。
#4471 Re:直居さんと増尾さんのトークから Posted by とつき 2023/06/27 13:36 [Edit]
Kaco さん 色々レポありがとうございます。
急にメロディ吹き始めてバックがそれに付いていく、というのにもびっくりですが、
この間読んだという気分の From Masuo の記事が2003年(20年前!)というのにビビりました。
時の流れが、、、
(明日のサムタイム、行きたいけど行けない : 私もシャーリーさんとのライブ観たい)
ひとつ前の投稿をした後になって気付いたのですが(あぁ~今ごろになって気付くなんて)、
先月の5月19日が、増尾さんとシャーリーさんのご結婚50周年記念日だったのですね!
増尾さん、シャーリーさん、記念日おめでとうございます!
わたしの長年の希望は、シャーリーさんが日本での増尾さんのライブに参加してくださることなんです。
シャーリーさんのボーカルは、増尾さんの音楽にすごくマッチすると思っています。
ご出演のためには、いろいろと条件が揃わないといけなくて難しいかもしれませんけど、
いつか実現したらな~と いう気持ちです。
(その時に私が必ず会場にいられるかどうかちょっと心配。いきなりサプライズだったら逃す可能性も…)
とにかく、お二人ともまだまだずっ~とお元気で一緒にいられますように。
先日のAG22での直居さんと増尾さんのトークから、一部をピックアップしてシェアします。
直居さんが増尾さんに質問しました。
- Naoi: ロリンズのバンドに居たとき、新しい曲をやるときに 突然 ロリンズがメロディを吹き始めるの?
- Masuo: うん、基本的に、譜面なし。でも Bob Cranshaw がいれば問題ないっていうか …
- Naoi: Bob はわかるんだ! 全部。
管楽器の人はかっこいいコード進行で伴奏してくれる人を探してるんだよね。
そういうことが最近すごくわかりました。
YouTube でたまたまロリンズの動画を観たら増尾がやっていて、ギターがもう一人
ボビー・ブルームがいて、ボビーも増尾もなんかコード進行判然としないな
って感じでやってた。
- Masuo: ベースがボブ・クランショウじゃなかったんじゃない?
- Naoi: そう。
- Masuo:(そうでしょ、という表情)
以上がお二人の会話の一部です。
ミュージシャン同士の会話をマイクを通して聞かせてもらった感じでした。
ロリンズ って、やっぱりそうなんですね。
昔の増尾さんのインタビュー記事に、ステージでロリンズが増尾さんに「次なにやろうか」って
曲を相談しに来て、増尾さんが曲を提案して、ロリンズがうんそれにしようという感じで頷いて、
で、いきなり違った曲を 吹き始める っていうエピソードがあったのを思い出しました。
あと、演奏中にロリンズがいきなり勝手に転調する話も、増尾さんではなく別のミュージシャンの
インタビューか何かで読みました。
それに加えて(それどころか)、新しい曲でも譜面なしでいきなりというのが常なんですね。
サイドメンはたいへんっ! 増尾さんも。
というか、誰でもできるわけじゃないことを 高いレベルで やってのけているんだな、
とよくわかります。
ボブ・クランショウが長年ロリンズをサポートしていたのはそういうことが大きそうですね。
ベースという楽器は特にコードの要でしょうしねぇ
そういえば、以前の From Masuo に
https://www.ymasuo.com/fmmasuo/masuo02.php#m20030626
2003年6月26日付けで増尾さんがアルバム Pamoja について書かれているなかで、
> 最後の曲 Everytime We Say Goodbye になりました。
> 本田君のピアノイントロから貞夫さんがメロディー
> を吹きはじめる。Bassのおまさん(鈴木勲)が
> 音を探りながら弾いているのがわかる。もしかしたら
> 貞夫さんが突然予定にないこの曲を始めたのかも知れない。
とあったくだりを思い出しました。
貞夫さんも、大きなホールでのコンサートでもそういうことあったんですねぇ
レポートページに写真をアップしました。
開演前に直居さんが話されていたのですが、心臓の血管に風船を入れる手術をされたそうです。
たぶんバルーン拡張術と呼ばれるやつですね。それで血液がいっきに流れるようになる映像を
後で見せてもらったそうです。以前は脳梗塞でしたし、今は腱鞘炎があるそうで、
痛い と言いながら、フルセット演奏してくれました。
客席には香港からのカップルもいて、終演後に増尾さん直居さんと一緒に記念写真を撮らせてもらっていました。
直居さんは増尾さんとの付き合いが長いので、60年分だからいくらでも話がある、と
昔話も少ししてくれて、トークでも演奏でも仲の良さをあらためて感じました。
演奏はどの曲もそれぞれ良かったですが、個人的に特に印象に残ったのが
She Walks This Earth (Ivan Lins の曲) の増尾さんのソロ!
曲に新たな何かが吹き込まれる感じがしました。
この曲について、直居さんは、Stingが歌っているし(増尾さんが「聴いてみたいな」と)、
いろんな人がカバーしている、とおっしゃっていたので、私は帰ってから YouTubeで
Sting が歌う She Walks This Earth を聴いてみました。その録音の間奏に入ってるサックスが
ものすごく良くて、このサックス誰?と思ってさらに調べたらマイケル・ブレッカーでした。
A Love Affair: The Music Of Ivan Lins というオムニバスアルバムの最初のトラックなのですね。
また、ほかの人によるカバーもYouTubeでちょっと聴きました。
でも増尾さんのAG22でのあの演奏はそれに比べても凄く好きだったな~
YOSHIAKI MASUO GROUP のいつものドラマー北井さんに代わって山崎隼さんが参加。
そして予定のプログラム内容が前日と入れ替わって、
スタンダード曲ばかり演奏することになった PIT INN2日目。
雨の降りそうな曇天のなか、海外かららしき人も数人みえて来場者は1日目よりも多いくらいに感じました。
増尾さんのバンドでオリジナル曲なしにスタンダードばかりやるというのは初めてのことです。
増尾さんが最近わりとよく演奏されるスタンダード曲に加えて、この日は
ジョー・ヘンダーソンの Step Lightly、
ジョビンの O Grande Amor オ・グランジ・アモール
という、私にとって初めての曲も演奏されました。
ドラマーがいつもと違うということを脇においても、
スタンダードばかりというのは新鮮な感じがしました。2 Days だからこその企画ですね。
山崎隼さんは名古屋から東京へ出てきて2年くらいになると思います。
いまや売れっ子になりつつあるようで、忙しいスケジュールのなか、
この日たまたま出演可能だったそうで、
北井さんの穴を埋められる人がいてくれてほんとに良かったです。
山崎さんは若手といえども臆することなく(若いからこそ?)積極的に前に出る感じを受けます。
ドラムソロのときとか、シモーンのようなヘヴィーな曲では
若さを爆発させるように怒濤の音をたたみかけてました。
そんな山﨑さんとやるのを楽しむかのように、
永武さんが躍動感あふれるソロを聴かせてくれ、
榊原さんは安心安定の美しいビートを刻んでくれて…
増尾さんは 柔らかく温かく奏でるときもありつつ、
山﨑さんのパワフルな音量をバックに
空間を切り裂くようなギターも聴かせてくれました。
(あの音はやっぱりピック弾きが適しているでしょうね)
アンコールに
Wrap Your Troubles In Dreams (And Dream Your Troubles Away)
を歌ってくれたあと、なんと、聴衆の熱気に応えてもう1曲!
Namely Yours も演奏してくれたんです。
盛り上がって楽しかったです。
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